整体と整骨院ってどう違うの?

query_builder 2023/02/28
肩こり腰痛産前産後
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整体とは、体を揉むなど独自の施術を通じて関節や骨格のずれ・ゆがみを矯正したり、筋肉のこりをほぐしたりなどして、全体のバランスを整える行為を言います。 整体によって得られる主な効果は次の5つです。 ・体の痛みの緩和 ・リラクゼーション効果 ・美容効果 ・姿勢が良くなる ・運動パフォーマンスの向上 整体で対処する「体の痛みの緩和」とは、交通事故などのような急性の痛みではなく、長期間悩み続けている肩こりや腰痛のような慢性の痛みをさします。施術にあたって保険は適応されません。 整体の施術をするために義務付けられた資格は特にありません。無認可手技療法(下に用語解説)に分類されます。 しかし、人の体に触ることもあり専門的な知識をまったく持たずにできる施術ではないので、民間の認定資格を取得した人が「整体師」として施術することが多いです。 無認可手技療法とは 行政からの認可を受けていない施術や対処方法のこと。医業類似行為(医療ではないが病気の治療を目的とした行為)として行わなければ、この施術や対処方法を使っても営業できます。 国家資格ではないからと言って、整体の施術が未熟ということではありません。 例えばカイロプラクティックやリフレクソロジー、エステなども、行政からの認可を受けていない施術サービスですが、これらの施術サロンを街中で見かけることは珍しくありません。 それぞれの施術が、得意分野の手技を活かして社会から評価されています。 ※後にも説明しますが、整体の施術には、整骨やあん摩・指圧といったアプローチでは得られないリラクゼーション効果もあります。ニーズもあるため、国家資格の「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」を取得した人が、資格の業務範囲の処置とは別の施術として行うこともあります。 1-2整骨でできること 整骨とは、ケガなどの外傷が原因で発生した骨・筋・関節・靭帯などに関わる損傷に対処する施術で、後にふれますが、対象となる損傷は5つあります。 なお、「整骨」と「接骨」は同じ意味で使われています。 対処方法は、手術をしない「非観血的療法」を行います。例えば、電気治療、温熱パック、マッサージなどがその方法になります。 整骨と整体との明確な違いは、整骨は国家資格である「柔道整復師」を持っている人が行う施術、という点です。無資格者が行うとかえって関節や靭帯を傷つけてしまう恐れがあるため、国家資格を所持した施術者でないと処置はできないと定められています。 整骨の施術が認められた症状は次の5つです。 ・骨折 ・脱臼 ・打撲 ・捻挫 ・挫傷 これらの症状には痛みが伴っていますが、整体と大きく異なる特徴は、肩こりや腰痛のような長期間抱えている痛みではなく、例えば交通事故のように発生して1カ月以内の外傷からくる急性の痛みという点です。病院のように保険が適用されます。 骨折と脱臼について 骨折と脱臼の処置に関しては、ケガをした直後の応急処置のときには整骨の施術での対応が可能です。 応急処置以外のときは、整形外科など医師の同意が必要となります。

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リハかつ

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