ぎっくり腰ってなんなの?~リハかつ(松本市)はぎっくり腰から慢性腰痛までなんでもご相談お受けいたします!~

query_builder 2022/07/19
腰痛産前産後
R

今回は長々とぎっくり腰の説明させてもらっています!

皆様の知識として入れて頂ければと思います!


①ギックリ腰とは何か?

結論:『腰及び腹筋のこむら返りとそれによる関節の圧迫』です。

よく『腰の捻挫』なんて言う人もいますが、捻挫とは靭帯損傷の事で、これが起こった場合、炎症期である1〜3日間は痛みがなくなることはありません。ちなみに組織の修復には約12日かかります。その為、次の日に動けるようになったり施術してその場で痛みがなくなる場合、それは靭帯損傷ではないという判断となります。 更に、靭帯損傷を起こすほどの大きいストレスを感じるほどの動きをしていないのに、ギックリ腰は起こっています。 例えば、朝歯を磨こうとして少し屈んだとか、そのような軽度な動きのレベルで靭帯損傷は起こりにくいと推察します。 その他にギックリって言うくらいだから関節がグキッてズレてるんじゃない?ってゆうイメージの方もいらっしゃると思います。これに関して、ギックリ腰はレントゲンで異常が見られない場合がほとんどです。つまり骨や関節のズレでもない事が言えます。 さらに先ほど言った関節や骨に異常が起こる程の強いストレスがなくてもギックリ腰になります。その為、こちらもギックリ腰のメカニズムからは除外しました。 ここで言うギックリ腰とは何かについて、『こむら返り』とは筋肉の痙攣の事で、筋肉が収縮したまま戻らなくなる事を指します。 足がつると痛いですよね? 腰も同じ事が起こりうる可能性は有にあります この場合、組織は損傷していないので痙攣がおさまれば痛みは自然となくなります。つまりギックリ腰が休んでいれば治る過程とも一致します。 更にこむら返りを起こす事によって筋肉の張力が異常に強くなり、腰の関節を圧迫します。 通常、関節の間は『関節液』と呼ばれる液体によって緩衝され摩擦も減り滑らかに動くようになります。 それが、異常な筋肉の痙攣により関節を圧迫して動きを悪くします。 結果として関節痛も同時に発生することになります。 これが、ギックリ腰の正体と結論づけました。


②ギックリ腰の原因は? これは、腰及び腹筋のこむら返りの原因という事になります。つまり、『疲労と水分、電解質不足』です 筋肉はカリウムとナトリウム、カルシウムイオンにより収縮したり弛緩したりします。極度の疲労や水分電解質不足によりそれらのバランスが崩れた時、筋肉は痙攣を起こします。


③なぜ強い痛みが起こるのか?? 痛みの原因としては2つあります。ひとつは筋肉が痙攣している状態から無理に筋肉を伸ばそうとする際の痛み。ふたつ目は関節の圧迫により起こる関節痛です。 関節同時がぶつかると言うよりかは、関節を包んでいる膜(関節包)のストレスや周辺神経が圧迫される事により強い関節痛が起こると考えられます。 どちらも腰周囲にあるストレス部位です。 腰は人体の中心にあり前屈みや立ち上がる際は体重の2倍以上の負荷が掛かります。その為、ギックリ腰は凄く痛いのです。


④なぜ数日で落ち着くのか?まず、筋肉の痙攣は安静にしていればすぐに収まります。そこから圧迫された関節が解放されて関節液の循環回復、関節包や周辺神経の解放までに1〜3日かかると考えています。


⑤予防するには? 筋肉の痙攣を防ぐ為に水分摂取と適度な運動、ストレッチをする事です。 オススメはラジオ体操できる限り大きい動きで毎日行うことです。


⑥その他注意点について 今回お伝えした事が全てではありません!急性の椎間板ヘルニアやすべり症、圧迫骨折などの可能性もあるので まずは、医療機関を受診して適切な診断を受ける事をお勧めします!

----------------------------------------------------------------------

リハかつ

住所:長野県松本市埋橋1-12-27 学研ビル2A 1階

電話番号:050-8883-6544

----------------------------------------------------------------------